周囲の音が全部入ってきて頭のなかがごちゃごちゃする
周りの音に振り回されないでもっと集中したい
HSPは周囲の刺激に敏感であり、環境の変化や騒音によって疲れやストレスを感じることがあります。
このような状況下で、イヤホンは静かな場を提供し、心を落ち着かせる貴重なツールです。
HSPがイヤホンを使うことには、周囲の騒音からの解放や自己調整、集中力向上といったさまざまなメリットがあります。
イヤホンを使用することで、なぜHSPは心地よさやリラックスを見出すのかをお話ししていきます。
この記事でわかること
- HSPと音の関係
- HSPがイヤホンを使用すると良いこと
HSPとは
HSPとは
Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略でHSP( エイチ エス ピー )
HSPの4つの特徴DOES(ダズ)を用いて、騒音や匂い、明るさなどの刺激に敏感に反応したり、他人の感情に共感しやすかったりする傾向がある気質のことを言います。
HSPはなぜ騒音を苦手とするのか
わたしたちHSPは、外部からの刺激に対して感受性が高く、神経系が他の人に比べて敏感に働くため、騒音や大きな音の影響を他の人よりも強く感じる傾向があります。
他にも、
- 騒音や複数の音が同時に鳴る環境において、情報の過剰負荷を感じやすい
- 騒音や刺激的な音にさらされることで、より速くエネルギーを消費しやすい傾向がある
なども挙げられます。
わたし自身、小学生のときにクラスがガヤガヤしているのがとても苦手で不快に感じていたことがよくありました
今までわたしが行ってみた対処法
周囲の音に悩むことが多く、どうすれば周囲の会話や音が気にならずに1人の時間に没頭できるかを考え、いくつか試してみました。
- 静かな環境を作る:自分の部屋や図書館・自習室などとにかく静かな場所にいるようにしました。最初は良いのですが、時間の経過とともに周囲の小さな音でも気になるようになってしまったので、わたしの場合は、静かすぎる場所もだめでした。
- 耳栓をしてみる:周囲の音が聞こえてしまうから気になってしまうのかと思い、簡易的な耳栓をしてみることにしました。周囲の音が遮断されて良かったのですが、遮断されすぎてあまりにも静かで、今度は自分の頭の中でいろいろなことをグルグル考え始めてしまいました。結局、物音がしなくなるというのも、わたしには合いませんでした。
- イヤホンを使ってみる:静かすぎる場所もダメ、物音がしなくなるのもダメ、となりどうしようかと思っていたのですが、わたしは音楽を聴くのが好きだったので、好きな音楽を聴いたらもしかしたら集中できるのでは?と思い、イヤホンで音楽を聴くことにしました。正直、いくら好きでも音がするからきっと音楽の方に意識がいってしまい、集中できないのだろうなと思っていたのですが、これがなんと一番効果がありました。
音楽をながすことにより、完全に1人の世界に入り込むことができ、今までで一番集中することができました
ノイズキャンセリングイヤホンを活用することで、周囲の音がきこえにくくなるので、周りの話し声や感情に左右されることなく自分だけの意識に集中することができます。
わたしのおすすめノイズキャンセリングイヤホンのNeoBuds Pro 2は騒音の多い環境で働く方やイヤホンを使いたくて、外部の騒音を遮断したい人におすすめです。
特徴としては
- 最大50dBを低減する「ワイドバンドマルチチャンネルANC™」特許技術
- ハイレゾワイヤレス規格準拠、最大192kHz/24bit再生の高音質
- ヘッドトラッキング機能搭載の没入型360°空間オーディオ
- クリアな音声通話を実現「AI搭載スマートノイズキャンセリング」
- 最大22時間再生、15分の充電で2時間再生できる急速チャージ
- 自動的に音質を最適化する「マルチモード自己適応システム」を搭載
イヤホンをするメリット
わたしたちHSPは周囲の音に敏感なため、イヤホンを使用することでいくつかのメリットがあります。
刺激の軽減
HSPは外部の刺激に敏感であり、騒音などの環境からストレスを感じることがあります。
イヤホンを使うことで、外部の騒音や刺激を遮断し、より穏やかな環境を作ることにより、感情やエネルギーの過剰な消費を軽減し、集中力の維持に役立ちます。
自己保護
HSP は他人の感情やエネルギーに敏感であり、他人との接触に疲労感を感じます。
イヤホンを使うことで、他人の会話や騒音を遮断され、自分自身の感情やエネルギーを守り、リフレッシュする時間や空間を作ることができます。
リラックス効果
HSPは美しい音楽や心地よい音に敏感であり、それらが感情や心の状態に大きな影響を与えると考えられています。
イヤホンを使うことで、自分好みの音楽やリラクゼーションオーディオを聴きながら、心地よい音の環境を創り出すことができます。
これにより、ストレスの軽減や感情の安定に落ち着きます。
Amazonや楽天で購入できるおすすめノイズキャンセリングイヤホン
音楽を聴くことで1人の世界に入り込めることに気が付いてからは、1人行動をするときには基本的に音楽を聴きながら行動するようになりイヤホンの大切さに気が付きました。
最近では「ノイズキャンセリングイヤホン」が多くなり、HSPさんにはとてもおすすめです。
Anker Soundcore Life P3
- ウルトラノイズキャンセリング:交通機関モード・屋外モード・屋内モードの3つのモードから選択でき、より音楽に集中することができます。
- 充実のアプリ機能に対応:アプリ上で、ノイズキャンセリングモードの選択やイコライザー設定をカスタマイズすることができます。ゲームの臨場感あるサウンドが楽しめる「ゲーミングモード」やイヤホンから音を鳴らして「イヤホンを探す」などの機能にも対応しています。
- クリアな音声:WEB会議や電話の相手に音声をクリアにそしてより大きく伝えることが可能です。
Amazonでは16,000件以上のレビュー、星4.5の評価も得ています。
また、Amazonでも楽天でも Anker Japanが販売を行っているので、なにかあったときにも安心して買うことができます。
ノイキャンにしては比較的値段が低めとなっているので、初めてのノイキャン購入を考えている方におすすめです。
SONY WF-1000XM4
- 業界最高クラスノイキャン:低音域から高音域に至るまで、広い帯域で耳に届くノイズを減らし、静かさを実感できます。街中などの人が多い場所や電車やバスの騒音環境下でも静かさを感じられます。
- イヤホンをしたまま会話ができる:音楽を聴いている最中でも、話したいときに声を発するだけで音楽再生を一時停止し、外音取り込みモードに切り替え、手を使うことなくヘイヤホンをしたまま会話が始められます。
- 快適な通話が可能:口から発された声と頭蓋骨の振動で伝わる声の両方を捉え、通話中の声を騒音下でも正確かつクリアに収音します。
Amazonでのレビュー件数は10,000件超えで星4.5の評価をされています。
お値段は高めですが、最高クラス”SONY”のノイキャンとなります。
音質にこだわりたい人にはとてもおすすめです。
Apple AirPods Pro(第2世代)
- アクティブノイズキャンセリング:不要な音を取り除き、通勤や通学時に快適に音楽を聴くことができます。
- よりスマートなノイキャン:耳に合わせて音楽をリアルタイムで調節でき、明瞭で透き通った高音も、深みのある豊かな低音も、驚くほどあざやか再生されます。
- 4サイズの柔軟なシリコーン製イヤーチップ:自分に合ったイヤーチップを装着することで、音響に理想的な密閉性と装着感があります。パーソナル空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングが、自分の周りに音の要素を正確に配置してリスニング体験をカスタマイズ。アダプティブイコライゼーションは自分の耳に合わせて音楽を調節するので、細部まで表現されたサウンドを楽しめます。
iPhoneユーザーなら一度は気になったことがあると思います。
タッチコントロールで、軸部分から再生機能を操作したり、上下にスワイプするだけで音量を調節したりすることもできます。
また、オーディオ共有を使えば、2組のAirPodsで音楽や映画を共有することだってできてしまいます。
お値段は高いですが、iPhoneやApple Watchをお使いの方にはおすすめです。
HSPがイヤホンを使うメリット:まとめ
今回は「HSPがイヤホンを使うメリット」をお話しさせていただきました。
HSPが周囲の騒音を苦手な理由としては
- 騒音や大きな音の影響を他の人よりも強く感じる傾向があるため
- 騒音や複数の音が同時に鳴る環境において、情報の過剰負荷を感じやすいため
- 騒音や刺激的な音にさらされることで、より速くエネルギーを消費しやすいため
でした。
イヤホンを使うメリットとしては
- 刺激の軽減
- 自己保護
- リラックス効果
がありました。
わたしの場合はイヤホンで音楽を聴くことで自信を持つことができ、1人行動に不安を抱かなくなったので、メリットは上記の3つ以外にも人それぞれたくさんあるのかもしれません。
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