正社員として働いていると心にも時間にも余裕がなくてつらい
HSPにとって、働く環境はとても重要な要素です。
わたしは正社員として働くことに抵抗があり、今までも融通の利く準社員や契約社員として働いてきました。
HSPは刺激への敏感さや感受性の高さから、正社員よりも契約社員やパートタイムの仕事が向いていると言われています。
HSPが契約社員やパートタイムの仕事に適している理由についてお話ししながら、柔軟なスケジュールや刺激の管理、集中力の維持など、HSPの特性に合わせた働き方のメリットをご紹介します。
この記事でわかること
- 契約社員に適しているワケ
- HSPにとっての理想的な働き方
HSPとは
HSPとは
Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略でHSP( エイチ エス ピー )
HSPの4つの特徴DOES(ダズ)を用いて、騒音や匂い、明るさなどの刺激に敏感に反応したり、他人の感情に共感しやすかったりする傾向がある気質のことを言います。
わたしが正社員を選ばない理由
わたしは今まで正社員として働いた経験がありません。
なぜか”時間=お金”という考えにどうしてもなれなくて、仕事をしているときには囚われている感覚になってしまいます。
正社員になると仕事を優先にするのが当たり前となってしまい、休みたいときに休めなかったり、持ち帰りの仕事や残業をしてまで自分の時間をなくしたくないと思い、自分で選択して契約社員として働いています。
また、正社員になることで、時間の余裕だけではなく心の余裕もなくなってしまうのではないかと懸念しています。
わたしの中で、時間の余裕と心の余裕は比例すると思ってるのですが、HSPは他の人よりも1人の時間を必要とするので、時間に余裕がなくなる正社員は心の余裕もなくなってしまうのではないかと思っています。
今、働いている場所に対してストレスが溜まっていたり、嫌な思いをするのであれば転職するのも1つの方法だとわたしは思います。
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HSPが契約社員やパートの仕事に適している理由
わたしだけなのかもしれませんが、なぜHSPは契約社員やパートとして働きやすいのかを一緒に見てみましょう。
柔軟なスケジュール
- リズムに合わせた働き方: HSPは外部の刺激により疲れやすく、自分自身のリズムに合わせた休息が必要です。契約社員やパートの仕事では、スケジュールを柔軟に調整することができるため、HSPは自分のエネルギーレベルや最適な働き方に合わせて労働時間を選ぶことができます。
- リカバリーとリフレッシュの時間: HSPは刺激による疲労を感じやすく、十分な休息やリカバリーが必要です。契約社員やパートの仕事では、余暇や自己ケアの時間を確保しやすくなります。これにより、HSPは仕事とプライベートのバランスを取りやすくなり、心身の健康を維持することができます。
- オーバーワークの回避: HSPは過剰な刺激やストレスに敏感であり、長時間の連続作業や過重労働により疲弊しやすい傾向があります。契約社員やパートの仕事では、労働時間が制限されるため、HSPはオーバーワークを回避し、適切なペースで働くことができます。これにより、疲労やストレスを軽減し、仕事に集中する能力を維持することができます。
- プライベートな予定の調整: HSPは自己の時間やプライベートな活動に対しても敏感です。契約社員やパートの仕事では、プライベートな予定や趣味に充てる時間を確保しやすくなるため、自己のニーズや興味に合わせた活動を楽しむことができます。
柔軟なスケジュールは、HSPが自分自身のリズムや休息のニーズに合わせて働くことができる重要な要素となっていて、自己の健康や幸福感を高めながら、充実した生活を送ることができるのです。
刺激の管理
- 適度な刺激量の調整: HSPは、外部からの刺激に敏感であり、過剰な刺激がストレスを引き起こすことがあります。契約社員やパートタイムの仕事では、労働時間が短いことがあり、一度に受ける刺激の量を制限することができます。これにより、HSPは自身の刺激量を調整しやすくなり、過度な疲労やオーバーワークを回避することができます。
- 環境の選択と制御: HSPは、刺激の強さや種類によって異なる反応を示すことがあります。契約社員やパートタイムの仕事では、自分自身が働く環境を選びやすく、必要に応じて制御することができます。たとえば、HSPが静かな場所で集中できると感じる場合、パートタイムの仕事では、自宅でリモートワークするか、静かなカフェや図書館で作業することができます。
- 社交的な負荷の軽減: HSPは、社交的な場面や人間関係によって疲労しやすい傾向があります。契約社員やパートタイムの仕事では、社交的な負荷を軽減することができます。たとえば、チームのメンバーや顧客との接触時間が減ることで、HSPは自身の社交的なエネルギーを保つことができます。
刺激の管理は、HSPが健康でバランスの取れた働き方を実現するために重要な要素です。
契約社員やパートタイムの仕事は、HSPが刺激を調整しやすく、自己のニーズに合わせた働き方を実現するための柔軟性を提供します。
集中力の維持
- 刺激の制御と調整: HSPは、外部の刺激に対して敏感であり、過剰な刺激が集中力の妨げとなることがあります。パートタイムの仕事では、労働時間が制限されているため、刺激を制御しやすく集中に適した環境を作りやすくなります。自分自身のペースで作業することで、HSPは刺激の過負荷を回避し、集中力を維持することができます。
- 休息の取り方: HSPは、一度に長時間集中して作業をすると疲れやすい傾向があります。契約社員やパートタイムの仕事では、労働時間が短くなる傾向があるため、休息を取りやすくなります。集中力が低下する前に適度な休憩を挟むことで、HSPは疲労を軽減し、作業に集中する能力を維持することができます。
- タスクの優先順位の設定: HSPは、細部に敏感な傾向があり、複数のタスクや刺激が同時に与えられると、注意力が散漫になることがあります。契約社員やパートタイムの仕事では、労働時間が限られているため、タスクの優先順位を設定し、集中力を必要とするタスクに集中できます。
集中力の維持は、契約社員やパートタイムの仕事だと、HSPが集中力を維持しやすい環境を作り出し、自身の能力を最大限に発揮することができる場を提供してくれます。
自分に合った働き方の見つけ方
HSPが契約社員やパートタイムの仕事に向いている理由の一つは、自分自身に合った働き方を見つけることができる点です。
ここからは、HSPが自身に合った働き方を見つけるためのアドバイスを詳しく説明します。
- 自己認識を深める:自分自身を理解し、自己認識を深めることが重要です。HSPは自己の感受性やエネルギーレベルに敏感であり、自分がどのような環境や作業スタイルで最も効果的に働けるのかを知ることが大切です。自分がどのような刺激に反応しやすいのか、どのようなリフレッシュ方法が有効なのかを観察し、記録することで、自身に合った働き方を見つける手助けになります。
- 働く環境をカスタマイズする:契約社員やパートタイムの仕事では、一定の柔軟性があります。自分が集中できる環境や作業スペースをカスタマイズすることで、効率的に働くことができます。静かな場所での作業や自然光のある部屋での仕事、快適な椅子やデスクの配置など、自分に合った環境を整えることが重要です。
- スケジュールの管理と調整:HSPは過剰な刺激や疲労を避けるために、スケジュールの管理が重要です。契約社員やパートタイムの仕事では、労働時間が制限されているため、自分のエネルギーレベルや集中力に合わせてスケジュールを調整することができます。朝型の人ならば朝に集中的に作業する、短時間で集中して取り組むなど、自分の体内時計に合った働き方を見つけることが大切です。
- 目標と価値観に合った仕事を選ぶ:自分自身に合った働き方を見つけるためには、自分の目標や価値観に合った仕事を選ぶことも重要です。自分が関心を持ち、やりがいを感じる仕事を選ぶことで、モチベーションや集中力を高めることができます。
HSPが自分自身に合った働き方を見つけるためには、自己認識と自己管理の能力が重要です。
自身の感受性やニーズを理解し、環境やスケジュールを調整することで、より効果的に仕事に取り組むことができます。
契約社員やパートタイムは柔軟に仕事を提供してくれるため、HSPにとって理想的な働き方を見つけるきっかけとなりそうですよ
HSPの働き方:まとめ
今回は『HSPの働き方』についてお話しさせていただきました。
契約社員やパートの仕事に適している理由としては
- 柔軟なスケジュール
- 刺激の管理
- 集中力の維持
がありました。
あ
自分に合った働き方の見つけ方は
- 自己認識を深める
- 働く環境をカスタマイズする
- スケジュールの管理と調整
- 目標と価値観に合った仕事を選ぶ
がHSPにとって理想的な働き方を見つけるきっかけとなると思います。
HSPだと仕事探しや就職してからもとても苦労することが多いと思うので、契約社員や派遣社員などもあることを視野に入れ、”正社員”だけが選択肢ではないことを知ることも大切かなと思います。
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