とにかく大きな音や突発的な音が苦手
わたしも声が大きい人が子供の頃から苦手でした。
大きな声だけではなく、ドアの閉める音や足音などの生活音はいまだに苦手です。
HSPがなぜ音を苦手と感じるのかを、わたしの体験談を交えながらお話ししていきたいと思います。
この記事でわかること
- 音が苦手なワケ
- 効果があった対策
HSPとは
HSPとは
Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略でHSP( エイチ エス ピー )
HSPの4つの特徴DOES(ダズ)を用いて、騒音や匂い、明るさなどの刺激に敏感に反応したり、他人の感情に共感しやすかったりする傾向がある気質のことを言います。
わたしの体験談
今までにわたしが体験した音や声がとても苦手だなと感じた瞬間のお話しをします。
怒鳴り声
これ本当1番苦手で、自分じゃない人が怒られててももちろん苦手。
誰かが怒鳴っている空間には極力居たくないと思ってしまうほどです。
後ろを歩いてる人の音
後ろを歩いてる人がいるとその人の声や足音が気になってしまい、自分のペースで歩くことができなくなってしまうことがよくあります。
他の人の着信音
職場など静かな場所で急にスマホの着信音がなることに対して人よりも驚くことが多くあります。
和太鼓の音
音が絶対なるとわかっていても和太鼓の音だけはなぜか慣れません。
わたしの感覚でですが、波長のようになって自分に届くのがわかるのがとても苦手です。
なぜ苦手なのか
HSPは音や声などの感覚刺激により強く反応することがあるため、大きい音や声が苦手とされています。
ここではなぜ苦手なのかを少し難しい部分もありますが詳しくご紹介していきます。
生理的に受け付けない
HSPは一般の人に比べて中枢神経系が敏感であり、刺激に対して過剰に反応しやすい傾向があります。
大きい音や声が中枢神経系により強く伝わるため、それによって苦痛や不快感を感じています。
また、HSPは五感が繊細であり特に聴覚が敏感です。
音や声の周波数など、細かいニュアンスにも敏感に反応するため、大きい音や声がより刺激的に感じられるのです。
さらに、HSPの脳の情報処理が繊細であり外部からの刺激が強く脳に伝わるため、大きい音や声による刺激がより強く協調されてしまうことがあります。
感情的に受け付けない
HSPは感受性が高く感情的な刺激により強く反応する傾向があり、大きい音や声は驚きや不安、ストレスなどの感情を引き起こすことがあります。
そのため、HSPはこれらの感情的な刺激により強く揺さぶられ、苦手意識を抱くことがあります。
また、大きい音や声は環境の騒音や刺激の中での会話や交流においても存在し、HSPはそのような状況での刺激過多や刺激の乱れによって不快感や疲労感を抱くことがあります。
過去の経験
HSPが過去に大きな音や声に関連したトラウマ的な出来事を経験した場合、それが苦手意識や過敏な反応に繋がる可能性があり、過剰な刺激や不安を引き起こし大きい音や声に対する恐怖感を強めることがあります。
また、育った環境の要素も影響を与えることがあります。
例えば、音楽やイベント、交通の騒音などが日常生活の中で大きな存在である都市部で育ったHSPは、大きい音や声による刺激をより強く経験し、苦手意識を持ちやすい傾向です。
過去の経験は個人の感情や反応に影響を与えるため、HSPが大きい音や声に苦手意識を持つ理由を理解する上で大切な要素となります。
わたしが行っている対策
「苦手だから我慢するしかないか」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、我慢していたらストレスが溜まっていくだけになってしまいます。
苦手な音や声から自分を守る方法として、わたしが実践して少しでも効果があったと感じたことをご紹介していきます。
静かな環境の確保
わたしは”静かな環境の確保”が一番効果があると感じています。
静かな環境の確保として、自宅や職場の環境を見直したり、ノイズキャンセリングイヤホンやヘッドフォンを使用して外部の音を遮断したりすることが有効です。
ノイズキャンセリングイヤホンを活用することで、周囲の音がきこえにくくなるので、周りの話し声や音に左右されることなく自分だけの意識に集中することができます。
わたしのおすすめノイズキャンセリングイヤホンのNeoBuds Pro 2は騒音の多い環境で生活していて外部の音を遮断したい人におすすめです。
特徴としては
- 最大50dBを低減する「ワイドバンドマルチチャンネルANC™」特許技術
- ハイレゾワイヤレス規格準拠、最大192kHz/24bit再生の高音質
- ヘッドトラッキング機能搭載の没入型360°空間オーディオ
- クリアな音声通話を実現「AI搭載スマートノイズキャンセリング」
- 最大22時間再生、15分の充電で2時間再生できる急速チャージ
- 自動的に音質を最適化する「マルチモード自己適応システム」を搭載
自己ケアの時間を確保する
刺激に敏感であるため、自身の感情やエネルギーをリセットするための時間とスペースを作る必要があります。
趣味や好きなことに時間を当て、リラックスすることが大切です。
また、自然に触れることも効果的です。
散歩をするなどをして自然環境でリフレッシュすることで、心身のバランスを回復することができます。
さらに、身体的なケアも重要となり、十分な睡眠の確保やバランスの取れた食事を摂ることで、身体のエネルギーレベルを安定させることができます。
ストレス管理
自分がHSPであることを受け入れ、瞑想や深呼吸などを取り入れて心身のリラックスを促します。
バランスの取れた生活習慣もストレス管理に効果的です。
十分な睡眠、栄養バランスのとれた食事、適度な運動を心掛けましょう。
また、時間管理やプレッシャー軽減もストレス管理のポイントです。
適切なタイムマネジメント(時間を効果的に管理すること)を行い、無理な負荷を避けましょう。
さらに、マインドフルネス(今この瞬間に意識を集中し、受け入れること)の実践によって、現在の瞬間に意識を集中し、受け入れることでストレスへの対応力を高めることができます。
HSPが音や声を苦手と感じるのはなぜ?:まとめ
今回は「HSPが音や声を苦手と感じるのはなぜ?」についてお話しさせていただきました。
音や声が苦手な理由としては
- 生理的に受け付けない
- 感情的に受け付けない
- 過去の経験
がありました。
対応策としては
- 静かな環境の確保
- 自己ケアの時間を確保する
- ストレス管理
があり、わたしは静かな環境を作ることが一番大切かなと思います。
音は常にあるものなので、上手く付き合っていかなければいけないと感じています。
頑張りすぎても少しづつストレスが溜まっていってしまうので、ストレスが溜まる前に自分に合った対処を見つけ、少しでも苦手な音から離れられるようになれるといいですね。
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