常になにかしらを考えていることはありませんか?
わたしは普段から常に頭の中で考えていることが多く、ボケーっとすることがあまりありません。
HSPは、考え事で頭がいっぱいになることがありますが、その理由は一体何でしょうか?
この記事では、HSPの特性や脳の機能との関連性を探りながら、なぜ考え事に没頭しやすいのかについてお話ししていきます。
また、日常生活への影響や効果的な対処法にも焦点を当て、より健康的な心のケアを実践するためのヒントをご紹介します。
この記事でわかること
- HSPが考え事をしちゃう理由
- 考え事がもたらす影響
- 考え事に対してのストレス対処法
HSPとは
HSPとは
Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略でHSP( エイチ エス ピー )
HSPの4つの特徴DOES(ダズ)を用いて、騒音や匂い、明るさなどの刺激に敏感に反応したり、他人の感情に共感しやすかったりする傾向がある気質のことを言います。
わたしが考え事をしている時
わたしは常に頭の中でなにか考えているような状態が多くあります。
日常的なことだと、”夜ご飯なににしようかな”や”今日はなにしようかな”など単純なことですが、そこに突発的な仕事のことや旅行のこと、人間関係のことなどを考えてしまうので、考え事が増えていってしまい常になにかしら考えているような状態になってしまっています。
通常時は引き出しの中に考え事をしまっておき、考える時にその引き出しを開けて考え事をするような感覚ですが、その引き出しがいくつもあり、同時に何個かを開けて考えてしまっている事もあります。
いくつもの考え事を一度にすると頭の中がごちゃごちゃになってしまい、なにから考えたら良いのかがわからなくなってしまい、ストレスを感じ、考える事をやめてしまうこともあるので、1つずつ考え事を処理してから次の考え事に進むようにしています。
考え事をしないでボケーっと過ごしたいのですがそれがなかなかできません
HSPの特性と考え事の関係性
ではなぜ、こんなにも考え事をしてしまうのでしょうか?
考え事と過敏性
HSPは、日常の刺激に対して非常に敏感で、情報を深く処理する傾向があります。
HSPの脳は、一般的な人よりも刺激に敏感に反応し、情報を詳細に分析することにより、感情や環境の変化に鋭敏に反応し、洞察力や創造性を発揮することがあります。
考え事に没頭することは、HSPの特性と深い関係があります。
情報を深く考え、複雑な問題を分析することが得意ですが、同時に過剰な刺激や情報過多に敏感です。
そのため、考え事に没頭することで、自分の中で情報を整理し、感情を処理しようとする傾向があります。
過敏性もまた、考え事と関連しています。
感覚的な刺激に対する高い感受性があるため、外部からの情報や内部の感情が強く影響しやすく、考え事に集中し、情報を深く処理する一因となるのです。
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考え事が創造性や洞察力に与える影響
HSPの特性は、外部からの刺激や情報を深く感じ取る能力を持つことです。
この特性は、独自の視点で物事を捉え、新たなアイデアや洞察を生み出す力を持つ一因となります。
例えば、繊細な気づきから生まれる独自のアート作品や感受性豊かな詩、深い感情の描写が詰まった小説などが、創造性の表れとなります。
また、考え事に没頭する傾向は、洞察力を深める要因となります。
細部に注意を払い、複雑な問題を分析することで、他の人が見逃すことがある重要な側面を見つけ出すことができるのです。
これにより、新たなアプローチや解決策を発見し、問題解決能力を高めることができます。
考え事にもメリットがあるんですね
考え事が多くなると現れること
- 睡眠の妨げ: 考え事が頭を占め、夜間の安眠が難しくなることがあります。寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めてしまうことがあるかもしれません。
- 食欲の変化: 考え事に没頭していると、食欲が減退することがあります。逆に、ストレスから食べ過ぎることもあるかもしれません。
- 社会的な孤立感: 考え事に没頭するため、人との交流を避ける傾向があるかもしれません。これが長期間続くと、孤立感が生じることがあります。
- 身体的な症状: ストレスや不安からくる頭痛、肩こり、消化不良などの身体的な症状が現れることがあります。
注意すべきポイントとしては、これらの兆候が日常生活に大きな影響を及ぼす場合、過度な考え事がストレスや不健康な状態を引き起こす可能性があることです。
過度な考え事がもたらす影響
- 心身のストレス: 過剰な考え事は心身のストレスを増大させ、不安や緊張を引き起こす可能性があります。これが持続すると、体調の不調や健康問題が生じることがあります。
- 情緒の不安定さ: 考え事に没頭することで、気分が浮き沈みしやすくなることがあります。急激な気分変動や情緒的な不安定さが生じることがあります。
- 対人関係の悪化: 過度な考え事に集中しているため、他人とのコミュニケーションや関係性が損なわれる可能性があります。これが続くと、孤立感や孤独感が増大することがあります。
- 集中力の低下: 考え事が過剰になると、仕事や学業などのタスクに集中できなくなることがあります。生産性が低下し、成果を上げるのが難しくなるかもしれません。
- 自己評価の低下: 過剰な考え事がネガティブな方向に向かうと、自己評価が低下する可能性があります。自分に対する否定的な考えが強まり、自信喪失の原因となることがあります。
ストレスへの対処法
- 趣味やアクティビティ: 興味を持つ趣味やアクティビティを楽しむことで、気分転換が可能です。過度な考え事から解放されるチャンスです。
- マインドフルネス瞑想: マインドフルネス瞑想は、現在の瞬間に意識を集中させることで、考え事から離れる助けになります。
- ストレス管理技術: ストレス管理法を学び、リラックス法や深呼吸、ストレッチなどを取り入れてリラックスする時間を持ちましょう。
- プランニングとタイムマネジメント: タスクを整理し、計画的に取り組むことで、考え事に振り回されることを減らすことができます。
- 専門家のサポート: 必要ならば心理療法家やカウンセラーのサポートを受けて、考え事に対処する方法を学びましょう。
わたしのおすすめのストレス対処法は”趣味に没頭する”ことで、日常的な趣味として”音楽を聴くこと”と”映画やドラマをみること”が好きです。
音楽を聴く際にはAmazon Music Unlimitedで好きなアーティストの曲や最新の音楽を聴いたり、自然の音を聞いてリラックスしています。
また、テレビを見る趣味としてはU-NEXTやAmazon prime videoで映画やアニメ、ドラマを見ることが多く、サブスクに入っていて本当によかったなと感じています。
HSPの考え事が頭を埋め尽くす理由とその対処法:まとめ
今回は『HSPの考え事が頭を埋め尽くす理由とその対処法』についてお話しさせていただきました。
考え事をたくさんしてしまうのは
刺激に敏感に反応し、情報を詳細に分析する力があることにより、感情や環境の変化に鋭敏に反応してしまい、考え事が多くなる
でした。
考え事が与える影響としては
- 睡眠の妨げや食欲の変化
- 集中力の低下
- 情緒の不安定さ
などがありました。
これに対してのストレス対策は
- 趣味やアクティビティ
- ストレス管理技術
- プランニング
- 専門官サポート
がありましたが、わたしが一番おすすめする方法は”趣味に没頭する”です。
趣味や好きなことがあるとその時間だけでも考え事をしなくなるので、なにか1つでも自分の好きなことを見つけられると、少しはラクになるかもしれません。
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